Skydiving License

スカイダイビングのライセンスについて

RWインストラクションの主な課題

ギアトランジション
AFFのスカイダイビング中に使用するリップコード式のパラシュートは、通常一般のスカイダイバーが使用するものとはパラシュートを引くシステムが異なります (ハンドデプロイ式といいます)。AFFを卒業した後、比較的早い段階で、使用するパラシュートを、このハンドデプロイ式(手投げ式)に移行します。もちろんインストラクターと十分なトレーニングを行った後に、実際にインストラクターと一緒にスカイダイビングしてこの方式のパラシュートに慣れていきます。
高度調整
フリーフォール中の水平方向の動きはAFFの中で学びましたが、他のスカイダイバーと一緒にスカイダイビングをして接近するためには、上下方向に移動する技術が必要になります。今後人と一緒にスカイダイビングをする為には必要不可欠な技能です。
トラッキング
他のスカイダイバーと一緒に飛んだ場合、近くでパラシュートをオープンさせると、お互いに衝突する可能性があるため、大変に危険です。そのために、トラッキングと呼ばれる、前進の技能を使ってお互い十分に離れた後にパラシュートをオープンさせます。AFFで習う前進よりもさらに早い速度で前進します。真っ直ぐ十分な速度で前進する事は、今後他のジャンパー(スカイダイバー)と一緒にスカイダイビングをするために必修の技能です。
キャノピーコントロール
パラシュートの操縦に慣れるまでは、AFFを卒業した後も、しばらくインストラクターによる無線誘導は行いますが、自分自身で操縦して決められた場所に安全に着地するキャノピーコントロールは、Aライセンス取得までのスカイダイビングで練習を行い、徐々に身につけていきます。
パラシュートのパック
予備のパラシュートは後述するリガーという資格を持った者しか畳めませんが、自分が使うメインのパラシュートは通常、自分で畳む事が出来ます。もちろん一人で畳めるようになるまでに十分指導しますから、心配はいりません。最初は時間が掛かかりますが、慣れてくれば、10分程度で畳めるようになります。自分で畳んだパラシュートが開くものなのか、最初は不安ですが、正しく畳めば正常に開きます。
その他の課題
Aライセンス取得までの課題は他にもありますが、スカイダイビングをするだけではなく、パラシュートの特性、機材の扱い方や知識、航空機に搭乗する際のルールなど、スカイダイビング全般について必要な知識などを身に付けなければなりません。インストラクターとの口頭試問試験をパスすれば、晴れてAライセンスが認定されます。Aライセンスを取得したからと言って、自由にスカイダイビングが出来る訳ではありません。スカイダイビングのAライセンスは、スカイダイビングをする上で自分自身に必要な最低限の事が出来る技能を持っていることを証明するものです。
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